こんにちは、よしー(@yoshi_buppan)です!!
最近、私の近辺でもAmazonやメルカリのアカウント停止をよく聞きます。
2019年4月~5月にかけてメルカリでは、業者規制が入り、
アカウント停止が頻発しました。
そもそも何故このようにメルカリの規制を
始めたのか!?少し前の話になるんですが、解説して
いきますね。
まさにメルカリバブル
2016年12月当時、メルカリ副業はバブルのような状態でした。
特に「メルカリ無在庫転売」というAmazonの商品をメルカリで空出品をして、
売れたらAmazonから直送をするという手法が流行り、多くの人が楽に稼げるという
ことで参入してきました。
私自身も当時、「メルカリ無在庫転売」と国内有在庫を二刀流で運営して、その年の
12月は月利180万を達成しました。
それぐらい、メルカリは仕入先としても販売先としても最高のプラットホームでした。
がしかし、メルカリ側からすると、本来、中古品を個人間同士が売買するアプリ
として開発されたのにメーカー画像のAmazonの商品ばかりがタイムラインに流れるよう
になりました。
当時、Amazonよりも販売価格の高い価格設定で出品し、利益を乗せて出品・販売していました。
選定している商品にもよりますが、利益500円とか雀の涙のような利益を取りに行くスタイル
がほとんどでした。
元々、フリマアプリの特性上3000円以下の商品が売れやすいこともあり、高額商品で利益を
取りに行くスタイルはあまり得策とは言えませんでした。
たしか、私は少し高額でも需要のある家電とかペット用品とか売っていたかな?
メルカリ無在庫転売、衰退の理由
しかし、この「メルカリ無在庫転売」が消えていったのか?
それは当時流行った「メルカリ無在庫転売」の王道が1人 30アカウント~100アカウントを
ツールで回して、1日1500出品~5000出品をタイムラインに流し続けるというグレーな
手法が流行りました。
現在の規制された環境下しか知らない方からすると、
「一人で30アカウント~100アカウントもどうやって手に入れるの??」
と思うかもしれませんが、当時 アカウント開設業者というものがあり、
そこから1アカウント800円~1000円で買うことができました。
私自身も、そこまで大量アカウント運営とかしてはなかったですが、アカウント開設業者から
3アカウントぐらいを購入して、出品をひたすら繰り返していましたね。
当然、そんな不正運用していればアカウント停止のリスクも高いのですが、当時はアカウントが簡単
に手に入る環境だったので、アカウント停止をされても、また買えばいいという風潮でした。
我々販売者にとっては、アカウントリスクもないし、出せば売れる。メルカリでやりたい放題
して、していたのですが、メルカリ運営側からすると、たまったもんじゃないですよね。
本来、原則1人1アカウントしか持てず、1日数品しか出品されないはずなのに、
1人 100アカウント運用 5000出品を毎日されて、(1分あたり3出品を24時間連続)
それを何百人という副業ユーザーが行っているのですから。
当時「メルカリ無在庫転売 ✖ ツールで大量出品 」
というグレーな手法を専門に教えていた高額塾なんかもありました。
ネズミ講に近い手法で集客をしていたので、多くの生徒がおり、多くのグレーな
副業プレイヤーを生み出していました。
その後、メルカリで大量出品するようなツールは全て規制対象となり、使用もできず
自然消滅していく末路となりました。使用できるツールは、ごく一部に限られて
ます。
2019年5月現在での使用不可の
メルカリ出品ツール
・らくめる ⇒ 使用不可
・独立型らくめる ⇒ 使用不可
・爆メル! ⇒使用不可
・メルポン ⇒ 使用不可
・メルルン ⇒ 使用不可
・メルフリー(merufree) ⇒ 使用不可
・フリポン ⇒使用不可
・メルカリアシスタント(メルツ) ⇒使用不可
・メルストライク ⇒ 使用不可
・スイセイ(suisei tools) ⇒使用不可
・さぽめる ⇒ 使用不可
・フリマキング ⇒ 使用不可
・メルポート ⇒使用不可
・極メル ⇒ 使用不可
・メルメル ⇒使用不可
・メルマジックスアカデミー ⇒ 使用不可
・はやめる ⇒ 使用不可
・メルチープ ⇒ 使用不可
・メルゴールド ⇒使用不可
・メルゾウ ⇒ 使用不可
・フリマシュッパー2.0(閃光セラー) ⇒ 使用不可
・ラクシュッピン ⇒ 使用不可
・メルドライブ ⇒ 使用不可
・メルビズ ⇒ 使用不可
そういった高額塾は、その手法をメルカリで使えないと見切りを付けて今は主販路を
メルカリ から ヤフオクやモバオクに変え、またプラットフォームを荒らすような行為を
繰り返すのです。
今後の展望
結局、現状国内のプラットホームではヤフオクをはじめ、Amazon・Yahooショッピング・
楽天でも無在庫は禁止となっております。(実質、国内での無在庫はアカウントリスクが
高すぎます)
おそらく、今回のメルカリ業者規制のようなことが、他のプラットホームでも密かに進められていると
容易に想定できます。現にAmazonでも新規アカウントへの審査や調査
が厳しい状況です。元々、さらに出品アカウントの作成が元々厳しいYahooショッピングや楽天でも
同様の状況です。
モバオクやヤフオクでも同様に規制線がさらに厳しくなる日も近いと予測しています。
私も当時のメルカリ無在庫転売を数ヶ月した後は、国内での無在庫販売は基本していません、
まあ、そもそも個人間取引の仕入れからAmazon販売という流れ自体もグレーなのですが、国内無在庫
は黒に近いグレーかなというのが、私個人の意見です。
話題のメルカリの業者規制に関しても、運営の記載が厳しくなって、
「メルカリは、業者規制をして最悪だ!!」
と勘違いされる方が多いのでここで訂正をしたいです。
以前、1人のユーザーが何十人分ものアカウントを持ち、ツールでAmazonの
商品を24時間大量出品した我々、副業・業者セラーがプラットフォームを
荒らしてしまったことからこの業者規制は設けられました。
おそらく、我々、副業ユーザー全員が健全なやり方で販売を行っていれば、このよう
なことは起きていなかったでしょう。今回は、メルカリの業者規制の背景と
歴史を開設しました。
次回以降はメルカリのアカウント停止対策をお伝えしようと思います。
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