こんにちは、よしー(@yoshi_buppan)です!!
現在、国内物販をされている方のほとんどが、販売のプラットホームをAmazonを利用しているかと思います。
しかし、2017年ごろを境に、転売セラーにとっては大打撃だった規約変更・事件がありました。
amazonアカウント乗っ取り
・出品アカウントを作成してから比較的長期間、利用せずに放置していた休眠アカウントが何者かに乗っ取られて勝手に莫大な数の商品が極端に安く出品されるという被害が多発しました。
乗っ取られたマケプレ出品アカウントの持ち主に身に覚えのない注文確定メールが届くけど、本人は該当する商品を出品した覚えもなければ、手元に商品自体がないので発送できずに困っているといった被害が発生した。
新品コンディション出品規約が変更
- 個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品
- メーカーが提供する保証がある場合、保証期間その他の条件において、メーカーの正規販売店と同等のメーカー保証を購入者が受けられない商品
- Amazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む。)で仕入れられた商品
2017年当時ですが、個人間での売買での商品は、基本Amazonで出品ができなくなったということで大きな
話題となりました。
このあたりから、Amazon側も販売セラーに対して規制強化して、健全で安心さを提供する方針を
打ち出しており、その規制は年々厳しさを増しておりAmazonからの対応によっては、下手をすればアカウント
停止までに追い込まれてしまう可能性もあります。
今回は、アカウント停止から閉鎖に関しての流れについて、そしてどういう行為を行ったら
垢バンになるのか?順に解説していきます。
Amazonアカウント停止・閉鎖(削除)とは?
Amazonアカウントの停止や閉鎖(削除)は通称、
「垢BAN」と呼ばれています。
まず、アカウント停止といっても、いきなりなるわけではなく、「アカウント審査」→「アカウント停止」
そして、最後に「アカウント閉鎖(削除)」になります。
Amazonアカウントの審査・停止や閉鎖(削除)とはどのような状態を指すのか説明していきます。
Amazonアカウントの審査とは?
アカウント審査は停止や閉鎖(削除)の一歩手前の状態になります。
Amazonアカウント審査の状態になると、最長30日間、アカウントを健全に運営しているかAmazonが審査します。
アカウント停止、閉鎖(削除)と違いは、そのまま商品の販売が可能な点です。
商品の販売は可能ですが、アカウント審査中は売上金は保留になります。
アカウント審査は、新規アカウントでいきなり多くの売上を出した場合に適用されるケースが
多いようです。
新規でアカウントを作成して、90日以内はアカウント審査が入る可能性が高くいので注視しましょう。(2025年現在は真贋調査など審査はかなり減少傾向にあります)
Amazonは、アカウントごとに販売スピードや取引限度額の基準を決めているため、この基準値を
大幅に上回ると審査対象になる恐れがあります。

このあたりの基準値に関しては、公開されていないため、詳細はブラックボックス状態。
Amazonアカウント停止とは?
Amazonアカウントが停止になると、Amazonでの商品の販売ができなくなります。販売だけでなく、売上金も保留になり入金されなくなります。
Amazonアカウントが停止中の場合は、Amazonからの入金日が来ても入金されません。
副業で転売されている方の多くは、商品の仕入れをクレジットカードなどで行っているため、資金繰りが
厳しくなり、支払いが難しいくなる可能性が大いにあります。
Amazonアカウントが停止になった場合には、Amazonに改善計画書を提出することにより、アカウント復活の
可能性があります。改善計画書は、他の情報発信者の中でも言われていますが、なかなか審査が厳しいです。
私の場合も、4回ぐらい再提出をして、審査が通ったぐらいです。しかし、復活する可能性は、割と高く
8割ぐらいはアカウント回復すると言われています。
Amazonアカウント閉鎖(削除)とは?
Amazonアカウントの閉鎖(削除)はアカウント停止より更に重い処分です。
アカウント停止と違い、アカウントが閉鎖(削除)されると2度と復活できません。
つまりAmazonでの販売が出来なくなってしまいます。
・Amazonへの出品NG
・売上金が90日間保留
・FBA在庫の返送もしくは破棄
あるケースでは、90日後にも売上金が戻らないケースもあるようです。
アカウント閉鎖(削除)からのアカウント復活は、改善計画書等を提出しても、ほぼ回復の見込みはありません。
よって、その時点でこのアカウントでのAmazon販売は諦めましょう。
Amazonアカウント停止・閉鎖(削除)の理由とは?
Amazonのアカウントには細かい規約があります。
Amazonの規約に違反するとアカウント停止や閉鎖(削除)の原因になります。
Amazonの規約詳細についてはAmazonのページで確認して下さい。
Amazonの規約違反には主に以下の内容があります。
各項目を順番に説明します。
Amazonアカウント健全性評価の低下
出品者の顧客満足度指数が、Amazonが定める基準値をクリア出来ていない場合に問題となります。
アカウント健全性の評価プログラムポリシーの遵守

Amazonアカウント健全性スコアを確認して、今の状態を常に確認しましょう

クリックすると、項目の具体的な違反理由や、対策方法や手順が確認できます。

Amazonアカウント健全性スコアでチェックするべき項目がこれだけあります
これらそれぞれの数字は、カートボックスの取得率にも繋がってくるので、できるだけ
良い数値を保っておきましょう。
アカウント健全性スコアについて

Amazonアカウント健全性スコアは3つのステータスが存在し、0~1000の数値で評価されます。この数値が200未満になると、アカウント停止にある恐れが発生します。
これらの数値は、注文数・販売実績が多いほどスコアが上がりやすい傾向があります。ただし、規約違反対象となる行為が重なると、この数値は大きく減少し、100未満になると、アカウント停止となる可能性が非常に高くなるので、日々の運営に注力しましょう。
購入者からの評価

Amazon購入者の評価もアカウント停止や閉鎖(削除)の重要な判断材料になります。
アカウント停止や閉鎖(削除)になる具体的な数値は公開されていませんが、購入者からの低い評価が多くなるとアカウント停止や閉鎖(削除)になる可能性は高くなります。
もし低い評価が付いてしまった場合には、Amazonと購入者に評価の削除依頼をしましょう。
Amazonカスタマーレビューの操作

Amazonでの購入者は、商品のカスタマーレビューを見ている場合が多いです。
よって、自分が出品中の商品に第三者にお金を払って
★5つのカスタマーレビューを依頼したり、自作自演のカスタマーレビューを作成したりするケースが一時期多発しました。
特に、amazonで自社商品やOEM製品を販売してる方ならご存知かもしれません。ここ最近の悪徳セラー(特に中国系セラー)のやらせレビューは非常に多いです。販売開始から1か月も経過してないのに、カスタマーレビューが50件以上、ほぼ★5でついてたりします。
当然、こういった行為はアカウント停止や閉鎖(削除)の原因となります。
またレビューに関するアカウント停止話については、こちらの記事でも解説してます。
規約も定期で変更しているので、知らなかったでは済まされないケースもあるので、チェックしておいてください。
Amazon 限定商品の複数購入・販売
『Amazon.co.jp 限定』商品は一人一個までしか購入することが出来ません。よって、複数のアカウントで2個以上買って利益を伸ばそうとする人がいますが、『Amazon.co.jp 限定』の複数買いというのは絶対してはいけません。
これをしてしまうと一発でアカウント閉鎖(削除)されていしまいます。
さらに、複数アカウント運用という面でも閉鎖(削除)となります。
並行輸入品を国内正規品として販売

並行輸入品を国内正規品と誤って出品していまうケースが度々あります。並行輸入品と国内正規品のカタログが分かれています。
国内正規品
国内正規品とは、日本の正規代理店がメーカーから商品を輸入して、国内の正規販売店で売られるもののことです。
当然メーカーの保証を受けることができます
並行輸入品
並行輸入品は、「海外の正規代理店・正規販売店」からメーカーに関係ない第三者が直接仕入れた商品のことを指し、仕入れた商品を国内の業者に販売して小売店などで販売することをいいます。
国内の保証を受けることができません。
海外で購入して、日本で販売する場合はこの並行輸入品に当たります。
あと海外のサイトで購入して日本に発送された商品なども該当します。
見分け方
全商品ではないですが、国内正規品については日本語の説明書が付属している場合が多く、パッケージも日本語に訳されているものを多いです。並行輸入品の場合は英語であったり外国語で書かれているので、見極める一つの材料としてみてください
偽物の販売
Amazonの規約違反で良くあるのが、「偽物の販売」です。
例え意図的ではなかったとしても、購入者から偽物だと申し立てがあればAmazonは偽物だと判断してしまいます。
Amazonでは購入者の意見は絶対です。購入者から偽物だとクレームがあると、Amazonは商品の真贋に関わらず偽物と判断するケースも過去あります。
実際に商品が偽物ではなかった場合でも、Amazonの判断を変えるためにはメーカーや正規販売店の請求書が必要になります。
そのため、一般のせどりの場合、正規品であることの証明が難しくなってくるため、アカウント停止や閉鎖(削除)になる可能性は高くなります。
予防策としては、偽物(海賊版)が多いカテゴリーの仕入れ・販売を避けるのが賢明ですね。
例
・ゲームソフト
・ジャニーズ系のCD・DVD
・イヤホン・ヘッドホン
・ハダグリエ
児童ポルノ法に触れる商品の出品
Amazonでは児童ポルノ法に触れる商品を出品するとアカウント閉鎖(削除)の原因となります。
水着のフィギュアなどや、子供を被写体にした、児童ポルノ法に触れると判断される可能性のある商品の出品を避けましょう。
アダルトジャンルに付随する商品は取り扱わなければ大丈夫です。
同人誌の販売
同人誌=海賊版とAmazonの方では判断しているようで、かなり危険です。児童ポルノ法に違反する恐れがあるといったことも、かなり厳しくシビアに取り締まっているようです。こういったジャンルは触れないことですね。
FBA 禁止商品の取り扱い

「要期限管理商品」におけるケースが多いです。
例えば、プリンターのインクですが、使用期限が60日以上残っていないとFBA納品できません。
Amazonより出品停止処分を受けます。食品系も同様に言えます。
無在庫販売
Amazonでの無在庫販売は禁止されています。海外で販売する際には発送までのリードタイムがあるので、多少は発送タイミングを伸ばす対応をすることは可能ですが、基本的にはそのようなやり方は物販としてうまくいきません。
国内で販売する場合、発送まで時間がかかりすぎたら、お客様及びAmazonから質問・クレームが来て、調査が入ります。
注文キャンセルが続けば、出荷遅延でアカウント停止に及ぶ可能性があります。
よって、そのような販売手法は取らないようにしてください。
FBA 納品時、改造ダンボールを使用

FBAへの納品時、ダンボールを加工して納品するとFBA側で受け取り拒否をされます。
少しでも送料を安く済まそうと工夫しても、その荷物は着払いで返送されます。恐ろしいのが、その他一緒に送った正しい梱包の荷物も全て返送されてしまいます。
ダンボールを2つガムテープでつなげたり、切って小さくしたりするような対応は控えることをお勧めします。
番外編
ハサミやカッターなどの刃物を箱内に混入してFBAで送ってしまうと、アカウント停止になる恐れがあります
商標権・知的財産権の侵害
Amazonに出品中の商品について、商標権登録されている商品を無断で販売したとする理由で、メーカーなどから商標権侵害や知的財産権侵害のクレームが来る場合があります。
この場合もアカウント停止や閉鎖(削除)の原因となります。先日解説したブログでもご確認ください。
真贋に調査によるアカウント停止
真贋調査とは、お客様の返品理由をもとに、Amazonがカタログに不適切だと判断した商品があった場合に発生します。
その他の理由に、在庫をたくさん積んでいる商品に対する単なる調査、同業者の密告が挙げられます。
真贋調査が入ったら、まず購入商品の正規品であることを証明できる資料を提出する必要があります。
基本的に1発閉鎖はないのですが、2回3回と繰り返すと停止になる可能性があります。
フリマ仕入れも、仕入先が事業者でないため、真贋調査などでは、正規店購入の証明ができないので、仕入れはやめましょう。
Amazon複数アカウント運営
同じ人が複数のAmazonアカウントを運営することはAmazonの規約違反となり、アカウント停止や閉鎖(削除)の原因となります。
Amazonの複数アカウントが紐づけされる原因としては、名前・住所・電話番号・銀行口座・クレジットカード・IPアドレスといった情報からです。
そのため、同一IPから複数アカウントへログインしたり、同じ個人情報で登録しているとAmazonにバレてしまうケースが多いです。
Amazonアカウント停止から復活する方法は?
Amazonアカウント停止になった場合でも、アカウント停止を解除して再開できる可能性があります。
17日以内にAmazonに改善策を提出してそれが認められれば、アカウント停止を解除することができます。(17日とありますがなるべく早く対応するのが吉です)
具体的な改善内容に関しては、次回以降に解説しますね。
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